Ron Brinkmann氏が執筆した『The Art and Science of Digital Compositing』の初版は、1999年に出版されています。
Ron Brinkmann氏は、ソニー・イメージワークスにてVFXスーパーバイザーを務めていたこともあり、彼が関わった作品には「ゴースト&ダークネス」、「ジャイアント・ピーチ」、「ダイ・ハード3」、「スピード」、「ハイダウェイ」、「トール・テイル/パラダイス・ヴァレーの奇跡」、「ラスト・アクション・ヒーロー」、「ザ・シークレット・サービス」があります。
その後、合成ソフトShakeの開発元だったNothing Real社の共同設立者となり、Shakeの設計者でもありました。
Nothing Real社は、2002年にApple社に買収されました。
なか見!検索に対応しているので、Amazonで立ち読みができます。
この書籍を日本語に訳して出版したものが、『デジタル合成基礎講座』(2005年出版)になります。
Shake、Nukeなどの画像合成ソフトウェアを学ぶ、もしくは使われる方には特にお薦めしたい書籍です。
目次は以下の通りです。
Chapter1:デジタル合成へのイントロダクション
Chapter2:視覚情報のデジタル表現
Chapter3:基本的な画像操作
Chapter4:基本画像合成
Chapter5:マット生成と操作
Chapter6:時間と時間間隔の操作
Chapter7:画像のトラッキングとスタビライゼーション
Chapter8:インターフェイスインタラクション
Chapter9:画像表示および分析ツール
Chapter10:フォーマット:メディア、解像度、アスペクト比
Chapter11:品質と効率
Chapter12:観察学習
Chapter13:エレメントの生成
Chapter14:統合のテクニック
Chapter15:高度なトピック
Chapter16:ケーススタディ
AppendixA:デジタル合成ソフトウェア:ツールと機能
AppendixB:デジタル合成ソフトウェア:メーカー
AppendixC:デジタル画像ファイル フォーマット
AppendixD:一般的なフィルムとビデオのフォーマット
英語での情報になりますが、
原著の専用サイト
Ron Brinkmann氏によるDigital Compositingに関するブログ
Ron Brinkmann氏の個人ブログ
fxguide.com内にある「The Art and Science of Digital Compositing」用フォーラム
Ron Brinkmann氏のTwitter
The Art and Science of Digital Compositingの第2版
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